ランニング 4

こんにちは。理学療法士の坂口です。

痩せるためのランニング理論!第4弾はランニング前後のストレッチについてです。

皆さんは運動する前後にストレッチをしていますか?

運動前後にストレッチをすると、運動効率が上がり、痩せやすくなります。

ストレッチには大きく分けて2種類あります

1、動的ストレッチ

ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)とは、運動前に体を動かしながら

行うストレッチです。

ダイナミックな動作により、相反神経抑制(伸ばそうとする筋肉とは反対の筋肉を繰り返し収縮させる)という生体機構を用い、筋肉や神経系に刺激を与えていきます。

2.静的ストレッチ

スタティックストレッチ(静的ストレッチ)とは、反動やはずみをつけずに筋肉をゆっくり伸ばし、

30秒程度その姿勢を保持するストレッチです。

伸張反射(筋肉が反射的に収縮してしまう)が起きにくく、安全に柔軟性の改善を得ることができ、ケガの予防や運動後の疲労回復に効果的です。

■ストレッチの使い分け

運動前のウォーミングアップでは動きを伴う

ダイナミックストレッチを行うと効果的です。

筋・関節・神経系を刺激し関節可動域を広げ、運動時の傷害を予防する働きがあります。

運動後のクールダウンにはスタティックストレッチが効果的です。

筋緊張を緩和し運動によって生じた疲労物質を除去し、短縮した筋をトレーニング前の

状態に戻す働きがあります。

ストレッチは痩せやすくなるだけではなく、柔軟性が改善しケガの予防にも

つながります。

運動前後は必ずストレッチをする習慣をつけていきましょう!

【注意】 記事は,個人的な見解を含んでおり、引用や実践等は各自の判断と責任において行うようお願いいたします。

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