こんにちは。今回のブログ担当は理学療法士の坂口です。
今回は、物理療法(電気治療や温熱治療)について簡単にご説明させて頂きます。
まず初めに、『物理療法』とは、電気や超音波や牽引、温水・冷水の熱などのエネルギーを利用し、治療をするものです。
ここでは、当院でよく選択される電気・超音波・牽引の3つを取り上げさせて頂きます。
・電気療法
電気療法は、2つの異なる電気が身体の中を流れることによって、筋肉が伸び縮みをし、痛みを取りのぞいたり、血行が良くなります。このことから、疲労回復やマッサージ効果が期待されています。
・超音波療法
超音波療法は、人間には聞こえない周波数を患部に照射することで、細胞に振動を与え、温めたり傷が早く治るよう促します。このことから、硬い組織が柔らかくなったり、骨折した骨が早く癒合することが期待されます。また組織が温まることで環境が良くなり痛みの緩和につながります。
・牽引療法
首や腰(頚椎・腰椎)の病気(脊椎症や椎間板ヘルニアなど)に対して、骨を引っ張ることで背骨同士が離れ、痛みが楽になったり、椎間板にかかる圧力が軽減することで、症状が落ち着くことが期待されます。
以上3つの物理療法を、本日は紹介させて頂きました。
治療のことで何かありましたら、近くのスタッフまで気軽にお声がけください。
今後とも中青木整形外科をよろしくお願いいたします。